クラスTシャツラボ

クラスTシャツの作り方2パターンを紹介!手順や注意点を解説

おそろいのクラスTシャツを着用すれば、クラスメートとの仲間意識が強まるだけでなく、学生時代のよい思い出にもなるでしょう。今回は、体育祭や文化祭などの学校行事に向けてクラスTシャツを作りたい、という人のために、作成手順や注意点を紹介します。クラス全員が満足できるクラスTシャツを作るためにも、ぜひこの記事を参考にしてください。

目次

クラスTシャツの作り方2パターン

①     完全オリジナルデザインで作る

②     デザインサンプルから作る

クラスTシャツの作り方と手順

【STEP1】まずは予算とスケジュールを立てる

【STEP2】デザインのイメージをまとめる

【STEP3】依頼する業者を選定する

【STEP4】見積もりを依頼する

【STEP5】使用するTシャツを選ぶ

【STEP6】業者とデザインの相談をする

【STEP7】デザインの確認と確定をする

【STEP8】Tシャツの仕上がりを待つ

クラスTシャツのデザインの決め方とポイント

どのようなデザインがいいかを話し合おう

イメージにあう文字やイラストを使おう

デザインには余白をつけよう

Tシャツの色とデザインの色に注意しよう

迷った場合は業者に相談するのもおすすめ

クラスTシャツを作る際の注意点

画像データは解像度に気をつけよう

サイズ選びにも注意しよう

まとめ

クラスTシャツの作り方2パターン

クラスTシャツは、自分たちで1からデザインを決める方法と、デザインサンプルから好みのものを選ぶ方法の2パターンがあります。それぞれのメリットや注意点を紹介します。

①   完全オリジナルデザインで作る

デザインやロゴ、挿入する文字などを1から決めて完全オリジナルTシャツを作れば、作成する過程も楽しめて、よい思い出作りになるでしょう。また、クラスの団結力も高まり、より一層絆が強くなるはずです。

オリジナルデザインのTシャツは「ステンシルプリント」、もしくは「アイロンプリント」で簡単に作成できます。ステンシルプリントは文字やイラストを切り抜いた型をTシャツにあて、その上からインクを塗ってデザインする方法です。アイロンプリントは、デザインを施したシートを熱圧着してTシャツにプリントします。

完全オリジナルデザインのTシャツを作る際は、全員でよく話し合って決めないと一部の人に負担がかかってしまい、デザインに不満を持つメンバーが出たりするため注意しましょう。

②   デザインサンプルから作る

クラスTシャツの作成にあまり時間がかけられない場合や、よいアイデアが思い浮かばない場合は、デザインサンプルを活用する方法もあります。手早く簡単にできるだけではなく、おしゃれなデザインのTシャツが作成できるでしょう。

ただし、人気のデザインのものを選ぶと他のクラスと被ってしまう可能性もあります。また、オリジナリティには少々欠けるかもしれません。

クラスTシャツの作り方と手順

続いて、クラスTシャツを作る手順を詳しく紹介します。「クラスTシャツを初めて作る」という方は、この順番に沿って作成を進めていくとよいでしょう。

【STEP1】まずは予算とスケジュールを立てる

クラスTシャツを作ることになったら、まずは予算と作成スケジュールを立てましょう。この2つを最初に決めておかないと、予想外に値段が高くなってしまったり、着用したいイベントに間に合わなくなったりしてしまいます。予算とスケジュールを立てる際は、以下のように逆算で考えるようにしましょう。

 

予算とスケジュールの立て方

  1. いつまでに発注するべきか、期限を決める
  2. 期限に間に合うために、いつまでに業者に依頼するべきかを決める
  3. 業者依頼日に間に合うよう、デザインの締め切り日を決める
  4. 予算を決める

発注から到着までは、およそ2~3週間みておくと安心です。

【STEP2】デザインのイメージをまとめる

予算とスケジュールが決定したら、デザインをまとめます。このとき、作成目的が明確に表現されたデザインを考えましょう。また、前述したとおり、デザインはクラスのみんなでしっかり話し合うことが大切です。全員の意見をまとめるのはなかなか時間のかかる作業ですが、熱い議論を交わした時間も振り返ればよい思い出になるはずです。

さらに、知恵を出しあって考えたデザインが形になれば、言葉にできない感動を味わえるでしょう。

【STEP3】依頼する業者を選定する

続いて、Tシャツ作成を依頼する業者を選びます。学校指定の業者がある場合はそちらに依頼しましょう。指定がない場合は、自分たちで業者を選ばなければいけません。

実は、この業者選びも重要なポイントです。業者によって値段やクオリティが大きく異なるため、慎重に選定しましょう。

業者を選ぶ際のポイントは以下のとおりです。

 

業者選びのポイント

  • クラスTシャツの作成実績がどれくらいあるか
  • 口コミや評判がよいか
  • 納期や価格がスケジュールや予算とあっているか
  • 希望の種類のTシャツがあるか
  • デザインの入稿方法が簡単か

とくに口コミや評判は、業者選びに欠かせない判断材料です。とはいえ、ネット上に書かれた口コミをすべて鵜呑みにするのではなく、あくまで参考程度にとどめておきましょう。

【STEP4】見積もりを依頼する

ある程度候補となる業者が絞られたら、見積もりを依頼しましょう。見積もりを出す手順は業者によって異なりますが、一般的には以下のフローで進めることが多いでしょう。

 

見積もりの出し方

  1. 業者のホームページから見積もりフォームへアクセスする
  2. デザインや印刷方法を指定して見積もり依頼を行う

見積もりフォームに細かな質問事項が書かれていても、わからないことは素直に「不明」と記載しても構いません。見積もりは後からでも変更可能です。確定している情報だけを入力するようにしましょう。

また、コストを抑えたい場合やひとつの業者に決めかねている場合は、複数の業者に見積もり依頼を出すと、価格が一目で比較できるため、おすすめです。通常1営業日程度で見積もりが送られてくるため、それを確認しながら依頼するかどうか、最終判断をしましょう。

【STEP5】使用するTシャツを選ぶ

依頼する業者が確定したら、使用するTシャツの種類を選びます。Tシャツは種類によって着心地や機能性、価格が異なるため、目的にあったものを選びましょう。

たとえば、体育祭で着用する場合は、通気性のよいポリエステル素材のTシャツがおすすめです。文化祭で使用するのであれば、肌触りがよく耐久性のある綿素材がよいでしょう。さらに、冬場は長袖のTシャツがよいかもしれません。

着用する場面や季節によって、最適なTシャツの種類は異なるため、慎重に選びましょう。

【STEP6】業者とデザインの相談をする

Tシャツの種類が決まったら、いよいよデザインの相談に入ります。どの場所に、どのようなデザインを入れたいのか、希望を業者に伝えましょう。

相手はデザインのプロです。「こちらに入れたほうがより目立つかもしれない」など、アドバイスをしてくれることもあります。業者としっかり話し合いながら、最適なデザインに仕上げましょう。

【STEP7】デザインの確認と確定をする

デザインが確定したら入稿作業に入ります。入稿方法は業者によって異なります。サイトに画像データをアップロードすれだけであれば簡単にできますが、なかには手順が複雑な業者もあるため注意しましょう。作業がスムーズに進むよう、あらかじめ入稿方法を確認しておくと安心です。

入稿作業が終わると、業者ができあがりのイメージ図を送ってくれます。内容を確認し、修正があれば依頼しましょう。特に問題がなければデザイン確定です。

【STEP8】Tシャツの仕上がりを待つ

デザインが確定し、発注が終われば、あとは仕上がりを待つばかりです。納期は業者によって異なり、早いところでは数日、遅ければ1週間以上かかる場合もあります。必ず納期をチェックし、イベント当日に間に合うかどうかを確認しておきましょう。

Tシャツが届いたら入稿したとおりのデザインが印刷されているか、枚数が揃っているかの確認も忘れないでください。

クラスTシャツのデザインの決め方とポイント

クラスTシャツを作る際にもっとも大変なことが、デザイン決めです。ここからは、デザインをスムーズに決めるコツを解説します。

どのようなデザインがいいかを話し合おう

デザインの細部を決める前に、どのようなテイストにするかをしっかり話し合いましょう。ひとくちにクラスTシャツといっても、着用するシーンによって、似合うテイストは異なります。

たとえば、体育祭で着用するなら、みんなを鼓舞するような力強いテイストのTシャツがよいでしょうし、文化祭ならデザイン性の高いおしゃれなテイストのものが似合うでしょう。

また、クール系かキュート系かでもテイストは異なります。いずれにせよ、クラスの雰囲気に沿ったテイストを選ぶようにしましょう。

イメージにあう文字やイラストを使おう

テイストが決まったら、Tシャツに入れるデザインや文字を選びます。このときも、テイストやイメージにあったものを選びましょう。

体育祭などスポーツ系の大会なら、クラスのスローガンを入れるのもおすすめです。球技大会なら、バレーボールやバスケットボールなど、出場する球技にちなんだイラストを入れても面白いでしょう。

このほか、担任の先生の似顔絵を入れたり、イベント開催日時とクラス全員の名前および出席番号を入れたりするデザインも人気です。

デザインには余白をつけよう

使いたいデザインが多いからといって、スペースいっぱいにぎっしり描き込むのはおすすめできません。統一感がなくなり、どのようなデザインなのかがわかりにくくなってしまいます。また、第三者が見たときに、うるさい印象を与えてしまいかねません。余白をつけ、テーマがきちんと伝わるデザインを心がけましょう。

もし採用したいデザインがたくさんある場合は、メインとなるデザインを大きく、そのほかのデザインを小さくすると、メリハリが効いてすっきりします。

Tシャツの色とデザインの色に注意しよう

Tシャツの色と、デザインの色の組み合わせにも気をつけましょう。オレンジのTシャツに黄色のロゴ、といった同系色を使うと、デザインが見えにくくなります。イラストやロゴを強調したい場合は、Tシャツのカラーと対照的な色を選ぶとよいでしょう。遠目から見てもクラスメートがすぐにわかるように、デザインがよく目立つ配色にするのがポイントです。

迷った場合は業者に相談するのもおすすめ

クラス全員の意見をまとめるのは大変です。また、どのようなデザインにすればよいのか見当もつかない、という場合もあるでしょう。そのようなときは、思い切って業者に相談するのもひとつの方法です。相手はTシャツづくりのプロですから、どのような場面で使うのかなどを伝えると、内容に沿ったデザインを提案してくれるでしょう。

また、デザインだけでなく予算やスケジュールの相談にも乗ってもらえるため、クラスTシャツ作りがスムーズに進みます。

最近ではメールやLINEで問い合わせができる業者も増えているため、「いきなり電話で相談するのはハードルが高い」という場合も安心です。

クラスTシャツを作る際の注意点

クラスTシャツを作る際は、いくつか気をつけたいポイントがあります。「せっかく作ったのに思うようなできあがりにならなかった」という事態を避けるために、ぜひ参考にしてください。

画像データは解像度に気をつけよう

画像データを入稿する際は、できるだけ解析度が高いデータを選びましょう。画像解析度とは、1インチの中にどれくらいのピクセルが並んでいるのかを表す数字で、ピクセルの数が多いほど、画像解析度が高いということです。

業者は入稿された画像をもとにTシャツを作成するため、入稿画像の解析度が低いと、Tシャツにプリントされた画像も荒くなってしまいます。できるだけ高画質なTシャツを作ってもらうためにも、画像データの解析度はしっかりチェックしましょう。

サイズ選びにも注意しよう

クラスTシャツを作る際は、必ずサイズ表をチェックしましょう。Tシャツはブランドによってサイズ感がまったく異なります。普段はMサイズだからクラスTシャツもMサイズで注文したのに、できあがったものを着てみると大きすぎた、ということもあります。

サイズ表を見てもイメージがわかない場合は、いつも着用しているシャツのサイズと比較するとよいでしょう。サイズ表は着用する人全員に共有し、それぞれで自分にあったサイズを選んでもらってください。

また、発注する際にはサイズを間違えないよう、複数の人間でチェックしましょう。一度発注したTシャツはサイズ変更不可か、サイズが変更できても別当料金がかかる場合がほとんどです。サイズ発注を間違えたために予算オーバーになった、という事態は避けましょう。

まとめ

慣れないクラスTシャツ作りはとまどうこともたくさんありますが、事前に手順や注意点を把握しておけば、意外とスムーズに進みます。どうしてもわからないことや不安なことがある場合は、業者に相談しながら作成するとよいでしょう。素敵なデザインのクラスTシャツで、仲間との絆をさらに深めましょう。

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