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Tシャツのデザインのコツは?オリジナルTシャツを制作するときのポイント

チームのイベントや学校の行事の際にオリジナルTシャツを着用すれば、団結力が高まり気持ちが盛り上がるでしょう。「せっかくならセンスとオリジナリティにあふれたデザインのシャツを作りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、オリジナルTシャツのデザインを制作する際のコツやデザイン作成の手順、注意点を紹介します。オリジナルTシャツの作成を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

Tシャツのデザイン制作のコツを紹介

用途にあうデザインにする

デザイン要素は詰め込み過ぎない

余白を取り入れる

Tシャツの色とプリントの色の相性を考える

プリントサイズのバランスに気を付ける

プリントの色数を増やしすぎない

迷った場合はデザインサンプルもチェック

Tシャツのデザイン制作の進め方

アイデアを出していく

ラフイメージを作成する

実際のデザインを起こす

プリントカラーシミュレーションをする

周りの意見を参考に修正する

Tシャツデザイン制作するときの注意点

まとめ

 

Tシャツのデザイン制作のコツを紹介

Tシャツのデザインをオシャレに仕上げるためには、いくつかのポイントがあります。それぞれ詳しく解説しましょう。

用途にあうデザインにする

Tシャツのデザインを決める際は、それぞれの用途や目的に合ったものにする必要があります。たとえば、体育祭や球技大会で使用する場合は、クラスのスローガンや出場する種目のイラストをデザインするのがおすすめです。文化祭で着用するのなら、お店の名前や出し物のアイテムのイラストなどをデザインするとよいでしょう。

ポイントは、どのような意図で作られたのかが一目でわかるデザインにすることです。そのためにも、最初に「なぜオリジナルTシャツを作るのか」など、目的をメンバーでしっかり話し合っておきましょう。だれが着るのか、かっこいいデザインがいいのかかわいいデザインがいいのか、といった点まで話しておくのがおすすめです。

デザイン要素は詰め込み過ぎない

オリジナルTシャツのデザインを決める際、ついあれもこれもとデザインを詰め込んでしまいたくなりがちですが、ぐっと我慢しましょう。いろいろなデザインをいっぱいに詰め込んでしまうと、何のデザインなのか、何が言いたいのかがわからなくなってしまいます。

見た目がごちゃごちゃしすぎると、野暮ったい印象を与えてしまいます。まずは、メインとなるイラストや文字を決めましょう。何のために作られたTシャツかが一目でわかるデザインをメインに持ってくることがポイントです。

採用したいデザインが複数ある場合は、メインとなるイラストや文字を大きく、そのほかのデザインを小さくすることで、メリハリがついてすっきりとした印象になるでしょう。

余白を取り入れる

Tシャツをデザインする際は、プリントできるギリギリまでイラストや文字を詰め込むのではなく、余白を取り入れることもポイントです。

Tシャツは、デザインしているときは平面ですが、着用すると立体になります。そのため、全面にびっしりデザインを入れてしまうと、実際に着用したときに見えない部分ができてしまいます。プリントできる範囲は業者によって違いがありますが、いずれにせよギリギリまでデザインを入れるのではなく、ある程度の余白を取り入れるようにしましょう。

多くの業者は、デザインの入稿後に仕上がり見本を送ってくれます。見本を必ずチェックして、余白を入れた方がよい部分があれば修正しましょう。入稿の際に、このままのデザインでも大丈夫か業者に訪ねるのもおすすめです。

Tシャツの色とプリントの色の相性を考える

Tシャツの色とプリントの色の組み合わせもしっかり考えましょう。たとえば、赤のTシャツに濃いピンク色の文字など、同系色の色で組み合わせると、落ち着いたテイストにはなりますが、デザインが目立たなくなってしまいます。

青のTシャツに赤のイラストや文字など、反対色で組み合わせると、イラストや文字がよく目立ち、はっきりとした印象になるでしょう。白系のTシャツであれば、何色のデザインをプリントしてもよく目立ちます。デザインの目的をよく考えて、色の組み合わせを決めましょう。

なかには、ホームページでカラーシミュレーションができる業者もあります。色の組み合わせに困った場合は、それらを活用するのもおすすめです。

プリントサイズのバランスに気を付ける

実際にプリントした際のサイズバランスにも注意が必要です。たとえば、同じデザインでもSサイズのデザインにプリントしたときと、3LのTシャツにデザインした場合では、見え方やバランスが大きく異なります。

Sサイズではインパクトのある大きなデザインでも、3Lサイズでは小さく目立たないデザインになってしまうかもしれません。オリジナルTシャツは、複数で着るケースが多いため、どのサイズにプリントしてもちょうどよいバランスになるようなサイズを採用しましょう。

プリントの色数を増やしすぎない

1枚のTシャツにデザインの色数を増やしすぎると、色同士が喧嘩をしてしまい、デザインにまとまりがなくなります。すっきりとしたスタイリッシュなオリジナルTシャツを作りたいのであれば、あまり色数は増やさないほうがよいでしょう。

また、シルクスクリーンでプリントする場合、1色ごとにプリントをしていくため、色数が多くなればなるほど費用がかさんでしまいます。極力費用を押さえたい場合は、色数は1~2色にするとよいでしょう。

迷った場合はデザインサンプルもチェック

どうしてもデザインのアイデアが浮かばなかったり、どのデザインがよいのか決めかねたりする場合は、デザイン集などのサンプルをチェックするのがおすすめです。オリジナルTシャツを作成している業者の多くは、ホームページなどにデザイン集やテンプレートを掲載しています。既存のデザインを参考にしながらイラストや文字、色を決めていくことで、簡単にオリジナリティあふれるTシャツが完成するでしょう。
また最近では、SNSにオリジナルTシャツをアップしている人も少なくありません。それらをチェックして、気になるデザインをピックアップして参考にするのもひとつの方法です。

Tシャツのデザイン制作の進め方

ここからは、オリジナルTシャツのデザイン制作の手順やコツを解説します。オリジナルTシャツ作りが初めての方も、この項を参考に進めていくと、スムーズに作成できるでしょう。

アイデアを出していく

オリジナルTシャツ作りは、アイデアを出すことから始まります。まずは作りたいTシャツのコンセプトやテーマを決めて、アイデアを膨らませましょう。メンバーで話し合って、まずは思いつくままに自由にアイデアを出すのもよいですし、じっくりと考えてある程度アイデアを頭の中で固めるのもよいでしょう。

どうしてもアイデアが浮かばない場合は、前述したとおりデザインサンプルを参考にしてください。雑誌や美術などからインスピレーションを得られる場合もあるため、アートギャラリーやウェブサイトを巡ってみるのもおすすめです。トレンドをチェックしたい場合は、SNSで情報収集するとよいでしょう。

ラフイメージを作成する

アイデアがまとまったら、ラフイメージを作成しましょう。できればパソコンなどのデジタル画ではなく、紙と鉛筆を使ったアナログの方法で作成するのがおすすめです。

鉛筆で描けばすぐに修正や調整ができますし、簡単に描き直しができます。もし、デザインに必要なフォントや写真およびイラストの素材があれば、一緒にメモしておきましょう。デザインに必要な素材も一緒にメモしておくことで、このあとのデザイン作成に役立ちます。アイデアがいくつかある場合は、ラフ画を複数作っておくとよいでしょう。

実際のデザインを起こす

ラフ画が完成したら、いよいよデザイン起こしです。しかし、このデザイン起こしの方法がわからずとまどっている方が多いのではないでしょうか。プロのデザイナーの場合、「フォトショップ」や「イラストレーター」といったデザインツールを使用することがほとんどです。

もし、メンバーのなかにこれらのツールが使える人がいるのであれば、その人にデザイン起こしを依頼するとよいでしょう。フォトショップやイラストレーターでデザイン起こししたデータは、そのまま入稿できるので便利です。

ただし、フォトショップやイラストレーターは、プロが使うツールであるため専門性が高く月額料金が必要です。これまでこれらのツールを使用したことがないのに、オリジナルTシャツを作るためだけにわざわざ料金を支払って導入するのは現実的ではありません。

フォトショップやイラストレーターの使用経験がない場合は、無料で使えるソフトを利用するとよいでしょう。無料ソフトは初心者でも使いやすいため、簡単にデザイン起こしができます。テンプレートも多いためがあるため、それらを参考にしながらデザイン起こしができます。

プリントカラーシミュレーションをする

デザインが決まったら、次は色を決めていきます。オリジナルTシャツを作成する業者のなかには、サイト上にカラーシミュレーターを用意してあります。カラーシミュレーターとは、Tシャツの色とデザインの色の組み合わせをシミュレーションするツールです。このツールを利用して、カラーシミュレーションを行いましょう。

実際にできあがった色とは多少異なる場合がありますが、色の組み合わせやできあがりをイメージするのに大変役立ちます。業者に入稿してしまうと、Tシャツデザインの色の変更はできません。その点カラーシミュレーションは、何度行っても無料です。いろいろな色の組み合わせを試して、ベストな配色バランスを決めましょう。

周りの意見を参考に修正する

オリジナルTシャツを作成していると、ついつい自分好みのセンスに偏ってしまいがちです。とくにクラスTシャツなど複数人に着てもらうTシャツの場合、ひとりの好みに偏ってしまうと、ほかのメンバーの不満が募ってしまいます。

そこで、周囲の人にデザインを見てもらい、率直な意見をもらって、それを参考に修正しましょう。この際、できるだけデザインに関わっていない複数の第三者に話を聞くことがポイントです。複数の人から感想をもらうことで、個人的な好みが排除された偏りのないデザインに仕上がるはずです。

また、同じデザインでもロゴを変えたり配置を変えたりと、複数のパターンを作成するのもよいでしょう。ロゴや配置が異なるだけでも、印象は大きく異なります。複数のパターンを提示して第三者に一番よいデザインを選んでもらったり、投票してもらったりするのもひとつの方法です。

Tシャツデザイン制作するときの注意点

オリジナルTシャツを作成する際、ブランドのロゴやイラスト、すでに市販されているTシャツのデザインをそっくりそのまま使うことはやめましょう。有名人などの写真を印刷するのも厳禁です。イラストやデザインはあくまでも参考程度にとどめて、オリジナリティあふれるデザインを作成するようにしましょう。

また、実際にできあがったときに見やすいデザインになっているのかどうかを考えることも大切です。せっかく凝ったデザインを考えても、プリント方法や印刷する箇所によっては見えづらくなってしまうことがあります。

オリジナルのイラストや写真を使用する場合は、画素数が高いものを選択することもポイントです。画素数が低くデータが荒いものの場合、仕上がりも粗くなってしまいます。モザイクがかかっているかのようにぼやけると、せっかくのデザインもよくわからなくなります。使用するデータの解像度は、350dpi以上の高解像度のものを選びます。元のサイズのものを拡大したり、引きのばしたりしたデータは使わないほうがよいでしょう。

デザインに時間をかけすぎないことも重要です。デザインにこだわりすぎて業者への発注が遅れてしまうと、イベント当日に間に合わない恐れがあります。納期に間に合わせるためにも、スケジュールを事前にしっかり立てておきましょう。

まとめ

センスのよいオリジナルTシャツを作るコツは、デザインをしっかり決めることです。用途に合っているか、見えにくくないかなどを考えながら、デザインを考えましょう。デザインのアイデアがどうしても決まらない場合は、デザイン集やテンプレートを参考にするのがおすすめです。着用するみんなが満足できるオリジナルTシャツを作成するためにも、今回紹介したデザインのコツや作成の手順、注意点をしっかり覚えておいてください。

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